[2011ドイツ女子W杯]なでしこJAPAN、決勝戦でアメリカを下しアジア勢初の女子W杯優勝!

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更新日時 2011年7月21日 13:14

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女子ワールドカップドイツ大会が行われ、なでしこJAPANはアメリカ代表と試合を行いました。

なでしこJAPAN アメリカ代表
20前半02
1後半1
0(延)前半1
1(延)後半0
3PK1
得点者
宮間あや80' 69'モーガン
澤穂希117' 104'ワンバック

試合の感想

ついに、なでしこJAPANがワールドカップの決勝のステージに立ちました。

これまでのワールドカップではグループステージ敗退も多かった中で、今回はグループリーグを2位通過。

そして、決勝トーナメントでは、世界の強豪国も目を見張るほどの快進撃を見せてくれました。

チームとして熟成された組織を構成するなでしこJAPANは、「まるでバルサ」とも評されるほど、男子サッカーのバルセロナ(スペイン)をほうふつさせるパスサッカーを展開して、ライバルたちを退けてきました。

中でも特に、準々決勝で、二連覇中の開催国ドイツを破ったころには、目標としていた「メダル獲得」も、そして悲願の「ワールドカップ制覇」も、既にあと少しのところに手をかけていました。

準決勝でスウェーデンを破り、メダル獲得を確実にしたころ、決勝の相手は世界ランキング1位のアメリカに決定していました。

日本にとって、アメリカ代表は過去24戦で0勝3分21敗と、圧倒的に不利な相手。

でも、その分、なでしこJAPANの選手たちは闘志に燃えていたと言います。

試合は、序盤からアメリカが猛攻を仕掛ける展開。

これには、なでしこJAPANの佐々木則夫監督も驚いていたそうです。

どうにか前半を無失点にしのいで0-0で折り返すと、後半は徐々になでしこJAPANの得意な攻撃の形も作れるようになってきました。

ところが、悪夢は突然やってきました。

ラピノーが前線に送ったパスをモーガンが受け、なでしこJAPANのディフェンスを突破したかと思うと、左足からの強烈なシュートがゴールに突き刺さりました。

決勝戦はテレビで見ていましたが、アナウンサーの「アメリカ先制!」の言葉が無情にも響き、これぞ世界一と言わんばかりの先制点を見せつけられました。

でも、なでしこJAPANの闘争心はまだ燃え尽きていません。

直前に投入された丸山、長里の両選手も活きてアメリカゴールを脅かします。

先制点を決められてから11分後、長里のクロスに丸山がつぶれたものの、アメリカの守備陣がクリアしきれなかった背後に宮間が待ち構えていました。

そのまま、わずかな隙をついた宮間が左足で押し込んでゴール!

たちまち試合を振り出しに戻したのです。

勝負は前半・後半の90分でも決着がつかず、15分ずつの延長戦へ。

すると、延長前半14分、ついに恐れていたことが起こってしまいました。

モーガンから放り込まれたクロスを一度は跳ね返したものの、体制を立て直して再びクロス。

そこには、181cmの長身FWワンバックがいました。

ワンバックが放ったヘディングで、アメリカに勝ち越しを許してしまいます。

最も恐れていた相手が、ついになでしこJAPANに牙をむきました。

ついに、ここまでか。

テレビの前で応援しながら、そう思われていた方も少なくなかったと思います。

「負けても準優勝、なでしこJAPANはよく頑張ったよ」

そんな言葉を頭の中で考えていた日本人サポーターもあった中、この試合を最後の最後まで分からなくさせたのは、なでしこJAPANの選手たちの「あきらめない気持ち」でした。

誰一人あきらめることなくゴールを狙う姿勢は、延長後半12分のコーナーキックのチャンスにつながります。

コーナーキックのキッカーは宮間でした。

宮間が放ったコーナーキックは澤のほうへ飛び、空中でのアクロバティックなキックは、まさに値千金と言える同点ゴールにつながります。

頼れるエースの同点ゴールに、なでしこJAPANもサポーターも希望を取り戻しました。

歴史上まれにみる接戦となった決勝戦。

ついに延長でも決着がつかず、PK戦に突入です。

ここで活躍したのは、PKを決めた3選手はもちろん、なでしこJAPANの守護神・海堀でした。

1本目から3本連続でPKをストップし、一気に日本に勝機をもたらします。

そして、注目が集まる4人目の熊谷のPK。

これが入れば日本の優勝というキックを冷静に決め、ついにワールドカップで初優勝を達成しました。

おめでとう、なでしこJAPAN!

次は2012年のロンドン五輪で、その活躍を見てみたいと思います。

フォーメーション

なでしこJAPAN

選手交代

66'安藤梢永里優季
66'大野忍丸山桂里奈
119'丸山桂里奈岩渕真奈
海堀あゆみ
近賀ゆかり 岩清水梓 熊谷紗希 鮫島彩
  阪口夢穂 澤穂希  
川澄奈穂美     宮間あや
  安藤梢 大野忍  
 
  ワンバック チェニー  
オーライリー     ロイド
  ラピノー ボックス  
ベーラー クリーガー レ・ペイルベット ランポーン
ソロ

選手交代

46'チェニーモーガン
114'ラピノーヒース
アメリカ代表

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